臨床研究に関するお知らせ_仮
臨床研究とは
臨床研究とは人(血液などの試料・情報を含む)を対象として、病気の成因や病態の理解、また病気の予防方法や診断・治療方法の改善や有効性を検証し、国民の健康保持増進または患者様の病気からの回復、生活の質の向上に資する知識を得ることを目的として実施される研究のことです。このためには患者様のご理解・ご協力が必須の条件となります。
当院で行う全ての臨床研究は、世界医師会が定めた「ヘルシンキ宣言」や厚生労働省・文部科学省が定めた「人を対象とした医学系研究に関する倫理指針」等を遵守しており、当会の「医学研究倫理委員会」でそれぞれの臨床研究について厳密な審査を行い、その実施承認が得られた研究のみが行われます。
医学研究倫理委員会
臨床研究の情報公開(オプトアウト)について
厚生労働省より、新たな倫理規定の指針が平成29年2月28日に公布されました。
通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明し、同意を得ます。臨床研究のうち、患者様への侵襲や介入もなく診療情報等のみを用いた研究や、余った検体のみを用いるような研究については、対象患者様から直接同意をいただく代わりに、研究の目的を含めて情報を公開し、さらに拒否の機会を保障することが必要とされています。このような手法を「オプトアウト」と言います。
当会で行っている臨床研究は下記の通りです(オプトアウト)。研究への協力を希望されない場合は、下記のお問い合せ先にお知らせください。研究不参加を申し出られても、以後の診療において何ら不利益を受けることはございません。
【お問い合わせ先】
日産厚生会医学研究所(玉川病院内)
電話:03-3700-1151(代表)
■当院で行っている臨床研究(オプトアウト)
課題名 | 多職種による外来CKDチーム医療の有用性(PDF) |
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研究責任者 | 腎臓内科 今村吉彦 |
研究期間 | 2020,3,11~2021,3,31 |
研究対象者 | 2012,1,1~2020,2,29において、玉川病院で透析を導入された患者さま |