公益財団法人日産厚生会 医学研究所

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医学研究所について


ご挨拶

このたび2026年6月より日産厚生会医学研究所所長に就任いたしました。
平素より日産厚生会の発展のため、それぞれの立場でご尽力いただいている職員の皆様に、心より感謝申し上げます。

医学研究所は、2013年12月に内閣府より公益財団法人として認定を受け、日産厚生会が公的機関となったことを受け2014年4月に設立されました。
初代所長の栗原正利先生は、医学研究所の発足に伴う多くの定款や規定を作成され、日産厚生会に所属する全職員を対象とした医学フォーラムや玉川病院における初期研修医の院内発表会など画期的な会を催されました。
2代目松原正明先生は、文部科学省および日本学術振興会が交付する科学研究費(科研費)を取得できる環境を作られ、日産厚生会の医学的発展に大きく貢献されてきました。このたび医学研究所の運営に携わる機会をいただき、大変身の引き締まる思いです。

日産厚生会の理念である最善の医療を通じて社会に貢献し、医学研究所のテーマである医の実践と研究を追求する重要な役割を担っています。
医学・医療を取り巻く環境は日々変化しており、新たな知見や技術を臨床に取り入れ、より質の高い医療を提供するためには、診療と研究を両輪として発展させていくことが不可欠です。
研究というと一部の研究者だけが取り組むものという印象を持たれるかもしれませんが、臨床現場では日々の診療や看護、リハビリテーション、薬剤、検査、栄養、事務など、あらゆる業務の中に「より良い方法はないか」「患者さんにとって何が最善か」を考える姿勢が研究につながると考えています。
現場で生まれる疑問を科学的に検証し、その成果を再び患者さんへ還元することこそが、医学研究所の果たすべき使命です。
医師だけでなく多職種が参加できる研究環境の整備や若手職員への研究支援、データ管理体制の充実などにも力を注ぎたいと考えています。
また日産厚生会の各施設との連携をさらに深め、現場の課題を共有しながら、実践的で社会に役立つ研究を推進してまいります。
さらに、大学や他の医療機関との共同研究を積極的に進めることで、日産厚生会の研究力を高め、その成果を広く発信していきたいと考えています。
研究活動を通じて当法人の魅力を高めることは、優れた人材の育成や確保にもつながり、ひいては地域医療への一層の貢献につながるものと信じています。職員の皆様と力を合わせ、日産厚生会らしい実践的で温かみのある研究文化を育み、未来の医療につながる成果を生み出していきたいと考えております。
今後とも皆様のご理解とご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。


日産厚生会 医学研究所所長 今村吉彦